天中殺をどう過ごす?
こんばんは!暁璃の舎(いえ)の松橋亜裕璃です。
毎日スッキリしないお天気の日が続きますが、みなさんはこういう時どのように過ごしますか?
今日はある意味人生のスッキリしない時期、天中殺についてお話したいと思います。
天中殺とは・・・
みなさんは天中殺という言葉を聞いたことはありますか?
天中殺とは天が味方をしてくれない時間と空間が不自然な時期で、運命の深呼吸、休息の時期とされています。
算命学ではこの天中殺の期間をとても重要と考えます。誰にでも平等に12年に2年という期間定期的に訪れまずが、どのように過ごすかがとても重要です。
天中殺には悪いことが起こるのか?
天中殺をいう言葉を聞くと悪いイメージを持つ方がとても多い気がします。
私も算命学を学ぶまでは12年に2年運勢最悪な時期が巡ってくるという認識で、その時期が近づいてくるととてもブルーになっていました。
そんな私に恩師が天中殺とはどういうものかを人生を長い筒に例えてお話してくれました。
人は長い筒の中を上下しながら生きている。例え上下したとしても上限・下限があるが、天中殺期間にはその上限・下限が穴が空いてしまったようになってしまうのだと。
それまでは悪いことばかり起こると思っていたのが、逆に言うと普段の自分なら手に入らないものが手に入ったり、いつもなら出会えないような人物と知り合ったりなどというようなことが起こり得るということです。
ただここで注意しなければならないのは、天中殺期間に起った一見いいと思う出来事は夢の中で起っているようなもの。自分の器を知り、本来の自分をきちんと見つめなければなりません。
天中殺にやってはいけないこと
天中殺は基本的には受け身で過ごし、新しいことは始めてはいけないとされます。
- 結婚
- 引っ越し
- 転職
- 開業する
- 家などの大きい買い物をする など
なぜか天中殺の時期はそわそわして新しいことを始めたくなってしまいます。
その時は自分はいつもの自分と違うと思って我慢し、天中殺が過ぎた後に行動に移せるようにしっかりと準備をする時期と割り切り、その時に備えるようにしましょう。
天中殺の過ごし方
天中殺は受け身で過ごすというお話をしました。
では、例えば勤務先に転勤を命じられたとしたらどうしますか?
答えは黙って従う。
新しい環境でも、転勤に伴い引っ越しすることになってもそれは自分の意志ではありません。
このような場合は新しい環境で生活することになっても特に問題はありません。
大事なのは受け身でいることですから。
最後に
まずは自分の天中殺の時期をしっかり把握することが大事です。
きちんと知っていると無駄な苦労や災いを避けることができるかもしれません。
夢の中の出来事は夢の中の話。自分を見つめ直し、しっかりと充電する期間にしたいものです。